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交通事故に関する報道に騙されるな!

今年の交通事故死者に関する報道発表がありました。
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交通事故死3000人超す=昨年より19日遅く-警察庁
7月25日11時32分配信 時事通信
 今年の交通事故による死者が24日に3007人となったことが25日、警察庁のまとめで分かった。昨年同期比で308人(9.3%)減。3000人を超えたのは、昨年より19日遅く、日付別統計が残る1970年以降、最も遅いペース。
 都道府県別の死者数は、大阪が144人で最も多く、東京143人、愛知140人、北海道137人の順。少ないのは鳥取が18人、島根21人、沖縄24人など。 
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 以前にも書きましたが、最近の交通事故の報道は、交通事故死者が減っていることだけに、国民の注目を集めさせることに腐心しているように思える。
交通行政に関わる警察・国土交通省…による自分たちの保身のためなのか、はたまた自動車業界の工作なのかは、分からない。ただ、この報道の仕方では、一般の国民の交通事故の現状に関する認識を大きくミスリードしかねない。
「交通事故死者が大きく減っている」→「交通事故が減って、道路はどんどん安全に向かっている」→「少しぐらいスピード出してもOK…少しぐらい…」

しかしながら実際の交通事故の状況は警察庁HPによると
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平成18年中の交通事故による死者数は6,352人で、6年連続の減少となるとともに、昭和30年以来51年振りに6千人台前半となった。また、平成16年に過去最悪を記録した交通事故発生件数及び負傷者数も、17年に引き続き2年連続で減少している。
しかしながら、負傷者数は8年連続で100万人を超えるなど、依然として憂慮すべき交通情勢にある。
過去10年間の推移をみると、死者数及び重傷者数は減少傾向にある一方で、交通事故発生件数は平成8年の1.15倍、また、死傷者数の9割以上(構成率93.6%)を占める軽傷者は同1 .20倍であり、依然高水準にある。
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 実際は、交通事故件数も死傷者数全体も、10年前より増えているのである。車の保有台数の伸びは非常に鈍くなってきていることを考え合わせれば、単位あたりの事故件数・死傷者数はいっそう増えているということだ。
 死者・重傷者が減っているのは、死者・重傷者のうち一番比率の多い自動車乗車中の死者・重傷者が、大幅に減っってきているからである。
 そしてその要因は、「事故が減って道路が安全になった」のではなく、“不要にでかくハイパワーの3ナンバー車が増えて”、事故件数は増えたのだが、エアバックなどの安全装置による効果・自動車の安全基準の強化によって、“事故を起こした車に乗っている人間が死ななくなった”だけなのです。
 「交通事故死者が減ってますよ(安全になってますよ~)」なんて報道を、信じ込んでいると状況判断誤りますよ! 日本の狭い道に、北米市場向けに作ったでっかい3ナンバー車の比率が増加してきているのです。(グローバルスタンダードの名のもとに…)事故が減るような環境に無いのです。気を引き締めないとあなたも事故にあいますよ?

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山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

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