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2007年の漢字は“偽” ・・・金融界もご多分にもれず

 2007年の漢字は“偽”と決まりました。
まったくそのとおりの年でしたね。食品やら中国製工業製品やら年金問題・・・。
金融業界も、保険金不払い問題や監査法人の不正など相変わらずの偽装体質でした。
 しかしながら、2007年には、金融商品取引法の施行にともない、金融商品販売法をはじめとする関連諸法令も改正され、日本版SOXも始まります。
いよいよ金融界も長年の偽装体質を離れ、本格的にコンプライアンスやアカウンタビリティが問われることになりますね。
 しかし、そんな折りも折り12/21日経新聞を見て、愕然としました。
CFP試験の合格発表が、なんと全面広告で発表されていました。まあ勉強して受かった方々に文句はありませんが、「なんで?」と思ってしまいます。本当にFP協会の資格ビジネスにかける執念は、感服しますね。医師や弁護士ですらそんなことしません。必要性もないしカネの無駄。
こんなの合格発表という名を借りた広告宣伝です。合格発表の必要ではなく、大々的に宣伝することで儲けの種の受験者を呼び込もうとしているのは明白ですな。
営利企業でも全国紙に全面広告なんてそうそう打てません。
この団体はNPOですよ・・・。どれだけ資格ビジネスで儲けているのか・・・スゴイ。
そして、実態としてこれだけ資格ビジネスで営利企業以上にあざとく大儲けしているのに、NPOという皮を被り何か公益的なように見せかける。こういう仕業のうまい団体です。しかしこの偽装体質は、これからの金融界のためには、百害あって一理無しですね。
この団体の体質は・・・以下の記事でも暴かれています。

**********「FP」なら忘れていけない不祥事(というか犯罪)内容***********
NPO「日本FP協会」元幹部逮捕 550万円着服容疑
2007年02月28日15時15分
 NPO法人「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」(日本FP協会、東京都港区)の元幹部が、取引先との水増し取引で550万円の損害を与えていた疑いが強まり、東京地検特捜部は28日午前、元日本FP協会理事兼事務局長の作田佳一容疑者(60)を背任容疑で逮捕した。
 調べによると、作田元理事は02年5月から03年5月の間に、印刷業者に広報用リーフレットの印刷を9回発注した際、正規の代金に自分の利得にするための計550万円を上乗せした計1961万円を請求させた。
*************************************************************
 こんな大事に対して、FP協会の報告は、コレだけ‥。
                ↓
********************************************************************************
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会   2007年6月6日
各 位
      背任容疑による元役員に対する判決のご報告
 本日、背任の罪で起訴された弊協会元役員に対する公判が東京地方裁判所にて開かれ、懲役2年(執行猶予3年)の判決が言い渡されました。
 弊協会は、平成19年2月23日の東京地検への刑事告訴以降、捜査に全面的に協力するとともに、背任行為による損害についても一部を既に回復し、更なる回収に努めております。
 本件につきましては、関係各位に多大なご迷惑をお掛けすることとなり、ここに改めてお詫び申し上げます。
 弊協会と致しましては、今後も一層の信頼回復に努めるとともに、再発防止の取り組みを強化して参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以 上                /日本FP協会より
*******************************************************************************
 元役員が有罪が確定したというのに、この団体は、HPでこの他人事のようなコメントペラ一枚…。本当に、この団体の危機管理能力のなさは、底なし沼のようだ。
 「今後一層の信頼回復…。」などと、言いながら、この元役員が関わった過去の取引が、本当に、同様の不正・不法犯罪行為が無かったのか、詳細に調査した形跡も発表も無い。
こんな低レベルな不正を役員が起こすということ自体が、既に常識的には、個人的不正とは到底思えない(FP協会としては、個人の犯罪ということで終息したいだろうが)、公務員の裏金作りのような組織的不正と推測されてしまうのが当然でしょう。(個人の犯罪としたいなら、それを証明するための詳細な第三者機関による調査・報告は必須でしょう。また、百歩譲って、元役員の個人的な犯罪であるとしたら、今度は、逆に、この組織は、内部統制ゼロ・自浄能力ゼロのボロボロ組織であるということだ…)
 元役員個人の犯罪であるという客観的な証明をしないなら、せめて、かつての同僚の有罪が確定した今こそ、現執行部は、責任を取って、総退陣し、役員報酬の返還をすべきです。(こんなトカゲの尻尾切りじゃ、この団体は、何も変わらない。船場吉兆か?)
 そして罪深いのは、この団体は、AFPやCFPという民間資格だけでなく、FP技能士という国家試験を運営しているのだ。
 今回の事件は、直接国家試験に関する不正じゃないので、何とかこのままウヤムヤにできればいいと思っているようだが、単なる民間資格(AFP・CFP)でなく、FP技能士という国家資格も認定をしている団体である。
その団体がこんな低レベルの不正・犯罪行為を防止できないこと自体が、大問題なのだ。(こんな組織のまま放って置いて、国家資格に関する不正になったら大変だろうが!)
 国家試験の受験料は、国家資格の運営のために徴収するのだから税金に近い公金である。
その上、この団体に国家試験事務を委託するために税金が使われているのだ。AFPやらCFPといった勝手に作った民間資格を、このいい加減な団体が適当に運営している時代とは違うのだ。
 お金には色がついてない以上、この団体が、内部の不正・犯罪により、金をだまくらかされたということは、詰るところ“公金・税金”が、浪費されてしまったということだ。「背任行為による損害についても一部を既に回復し…」なんていってる場合でないだろ、即刻回復すべきでしょう。
 この団体が、いい加減なことをするということは、公金が毀損されていること同じなのだ。その意味で、コムスンや社保庁と同じなのだ。どうして、内部のFPは、もっと声を上げないのか?
 自分たちの上部団体が、公金を毀損しているのに、身内可愛さで声も上げないほど腐ってしまったのか?(国家財政が破綻状況の現在、公金を毀損するほどの悪があるだろうか!!)
営利企業のように儲け、一般紙に全面広告まで出している。純然たる民間企業になったらどうか?金に色がついているわけではないのだから、国家試験の試験料が新聞広告代に浪費されているのと同じことだ。受験料下げれば、NPO何だし…。

 次回へ続く!
 


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山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

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