1. Top » 
  2. 時事 » 
  3. 「死刑が増加」と日本を非難 アムネスティが報告書 ~また人権団体に非難されたか・・・

「死刑が増加」と日本を非難 アムネスティが報告書 ~また人権団体に非難されたか・・・

<「死刑が増加」と日本を非難 アムネスティが報告書>  /2009年9月10日 asahi.com
 国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は10日、「日本の死刑と精神医療」と題する報告書を発表し、日本はアジアで死刑執行数を増やしている2国のうちの一つ(もう1国はパキスタン)だと非難した。
 具体例を挙げながら、公判時に責任能力の有無を問われた者や拘禁中に精神的な変調をきたした者、歩けなくなった高齢者らの死刑が執行されている点を問題視している。06年からの3年間で死刑執行された32人のうち17人が60歳以上で、77歳の執行は他に例がないという。こうした刑が執行された死刑囚の情報が十分に開示されていない点も批判。死刑囚の拘禁状態も劣悪で、事実上「社会に抹殺されている」とした。
 その上で日本政府に対し、刑務所の状況を国際人権基準に合うよう改善する▽受刑者とその弁護士が、捜査、公判、上訴の期間において法医学的な検査を求める権利を与える、ことなどを勧告した。
 アムネスティ・インターナショナル日本の寺中誠事務局長は「民主党政権は、死刑廃止に向けた議論を進めるよう期待する」と語った。
************************************************************
ぼへー また死刑廃止について注文されましたね。
この問題が取り上げられる度に、日本は外交・政治が下手だと実感させられます。
欧米諸国は、法制度整備について、特に問題視しますから、法制度上死刑が存置していることを取り上げて、「死刑は人命を奪う残酷な刑罰だ・・・。
先進欧米諸国では、死刑廃止は趨勢である。日本は、死刑を廃止していない人権無視の前近代国家だ・・・。」などの批判をされてしまいます。
 しかし、本当に日本は人権無視な国家なのでしょうか?

そもそも国家が凶悪な犯罪者の命を奪う方法は、2通りあります。
1.法制度としての“死刑”
2.警察権力の行使

 そして、簡単に言えば、日本は事実上「1だけ」、欧州諸国は「2だけ」で対処しているというだけの違いです。
 米国以外の欧州先進国は、“死刑”は廃止している国が大半ですが、警察権力の行使によるテロリストを代表とする凶悪犯の現場における発砲・射殺を廃止している国は、殆んどありません。
それどころか、狙撃専用の特殊部隊まで配備しているのが普通です。
 そして、「我々は、“死刑”を廃止した人権重視の国だ。」と主張しながら、抵抗するテロリストや凶悪犯などは、躊躇無く発砲・射殺してしまいます。

 日本の場合は、全く逆で、銃器や薬物が氾濫した現在でさえ、どんな悪質な凶悪犯にも威嚇発砲することすら極めて稀で、射殺など戦後通算で考えても、極僅かに過ぎません。
事実上禁止しているに近い運用です。(不合理なことに凶悪犯に殉職させられる警察官の数の方が、はるかに多いのです・・・。)
 そして、“死刑”制度はありますが、日本における1999-2008年の10年間の死刑執行数は39人、平均したら、3.9人/年にすぎません。
これは、欧州各国で警察権力の行使で(裁判すら受けられず)その場で射殺される犯罪者の数と比べ、圧倒的少数です。
米国など、「警官に撃たれて死ぬ」ことが“自殺”のひとつの方法になるほど、警官に射殺されることは日常茶飯事です。凶悪犯はおろか、警官の制止を無視しただけで撃たれますから・・・。
 これで、「日本は人権無視の野蛮国・・・」と批判されてしまう現状は、返す返すも割に合わない。
日本の方が、(死刑は存置していますが、)凶悪犯を殺す絶対数は圧倒的に少ないのですから・・・。

~~所詮人権団体など現場を知らない連中の集まりで、政府刊行物などの統計資料に出てきたり、死刑制度のように制度として形作られたモノに対しては、それを調べあげてイチャモンをつけてきます。
逆に、欧米で膨大に生じる、犯人かどうか裁判も受けないうちに、その場で射殺されてしまうケースについては、特段資料も残らないので調べることもなく、勧告も出しませんから・・・所詮役所仕事なんだよね。~~

以前から私は、この問題の解決策として主張していますが・・・
 国益のためにも(具体的には、上記のような国家イメージを損ねるイチャモンをつけられないため・人権配慮への国際協調のため)、死刑は廃止するべきでしょう。

 ただし、その引きかえに、以下の2点は必須条件ですね。
1.凶悪犯に対する発砲・射殺といった警察権力の行使を“欧米人権国”と同じように、現在よりはるかに緩和
2.釈放のない終身刑の導入

 逆に言えば、この2条件を満たさないならば、“死刑”廃止は、ありえません。
現在の日本の世論が「死刑」制度支持であるのは、もっともなバランス感覚であって、決して人権感覚が欠如しているのではありません。
一般の国民は、現状で死刑制度を無くすことの危険性を肌で感じとっているのです。
今の日本で単に“死刑”を廃止すると、凶悪犯は全く殺される可能性が無くなってしまいます。
そんな国家世界中どこにもないでしょう。そんなの逆に異常事態ですよ。


 死刑を廃止しても、現在の“死刑”などよりも、ずっと多くの凶悪犯が、警察権力の行使により、発砲・射殺されるようになるのであれば、一般国民も国益を害する“死刑”を廃止することに対する抵抗感は、激減するでしょう。


追記
 この死刑問題はもちろん・・・、国際的に遡上に載せられる問題に対する対処は、もっと現実を見据え、国益を考えねばならないですね、日本の場合。
 どうも日本は、真面目というか、融通が利かないというか、杓子定規というか・・・人権・国家イメージ等の面から考えても、犯罪抑止面を考えても、凶悪犯は、“死刑”にするのを諦め、“死刑”を廃止して、そのかわり他の欧米各国と同様、「凶悪犯は、現場で射殺する。」という方向に方針転換すればよい、それが大局的な決断というものです。

 先進資本主義民主主義国として生きていく以上、国際協調は前提であり、あまり小さな問題に拘泥することで大きな国益を毀損することが無い様に世論誘導・政策立案すべきでしょう。
 まあ今後日本が(イスラム諸国のような)宗教国家・(中国・ロシア・北鮮のような)専制独裁国家として、国際的に孤立して生きていくとでもいうなら別ですが・・・。

 従軍慰安婦なども同様で、私も日本人としては悔しい面はありますが、大局的な局面としては、敗北は既に確定しています。
これ以上傷を深めないためにも、「耐え難きを耐え」謝って収拾してしまうことが正しい判断というものです。
 児童ポルノ規制なんてのもおなじで、国益を考えたらトットと単純所持規制を含め厳格な規制をしないと、近々国連から非難勧告受けることは確実ですね。

blogram投票ボタン


                              ↑クリックお願いします!ぼへー
スポンサーサイト

Trackback

Trackback URI
http://damasareruna.blog65.fc2.com/tb.php/460-0ea7b014 この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)

Page Top

プロフィール

zam

Author:zam
山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

フリーエリア

blogram投票ボタン

最近の記事
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

・スパムや荒しの対策にコメント欄は削除しました。 何かあれば、こちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
月別アーカイブ
相互Pingサーバー