1. Top » 
  2. 資格 » 
  3. またまた悪徳資格商法の登場か・・・「“介護資格"で潤う財団法人」

またまた悪徳資格商法の登場か・・・「“介護資格"で潤う財団法人」

<「“介護資格"で潤う財団法人」> 2010/06/16 毎日放送
 高齢化社会が進み、これからますます必要とされる介護サービス。
 しかし、その国家資格で潤う天下り法人があります。
 法人が貯め込んだ利益は38億円。
 一体何のためのお金なのでしょうか。
 追及!介護利権・第二弾です。

 <菅直人首相・6月3日 民主党代表選会見>
 「特に介護とか保育の分野は成長分野なんです」
 「最小不幸社会」の実現を掲げる菅総理は、「介護」の必要性を繰り返し強調しています。
 <菅直人首相・6月11日 所信表明演説>
 「医療・介護や年金、子育て支援などの社会保障に不安や不信を抱いていては…」
 しかし、介護の現場には、働く人に負担を強いる「いびつなシステム」がまかり通っていました。
 そこには、やはり天下りの影が・・
 インタビューを拒み続ける天下り団体本部を直撃取材。
 2時間に及ぶ取材交渉の果てに・・
 果たして、その説明は・・
 障害者の訪問介護で働く申榮逸(しん よんいる)さん(57)。
 大阪市内で不動産仲介業を営んでいましたが、不況の影響もあり4年前から介護の仕事を始めました。
 今では利用者とも信頼関係を築き、仕事にやりがいを感じています。
 <申さん> 
 「割と(利用者と)友達関係みたいな感じになってるんで、楽しく話をさしてもらって」
 「訪問介護員」、いわゆる「ホームヘルパー2級」の資格を持っていますが、キャリアアップのために、より専門性が高いとされる国家資格、「介護福祉士」の取得を考えています。
 しかし、この資格に大きな疑問があると言うのです。
 <申さん>
 「(介護福祉士を)今年あたり取っとかないと不便かなと思って一応取ろうと思うんですけど、いやなんですよね。金かかるでしょう。制度が分かれば分かるほど集金システムやなっていうのが見えてるんで」
 資格が、「集金システム」になっているというは、一体どういうことなのでしょうか。
 大阪市内の介護専門学校。
 浴室を想定した実習室では、身体が不自由な人の入浴介護の講習が行われていました。
 <受講生>
 「左足、右足の順番で歩いていってください。大丈夫ですか」
 これは「介護福祉士」の資格を取るための「技術講習会」。
 集まっているのは、申さん同様、すでに介護現場で働いている人たちです。
 年間15万人が受験する介護福祉士試験。
 3年以上の実務経験がある人が受験できますが、試験は「筆記」と「実技」の2つがあり、本来はそれぞれ合格しなければなりません。
 しかし、専門学校などが実施する「講習会」を修了すれば、実技試験が免除となるのです。
 <講習受講者>
 「実技(試験)で落ちる人が多いと聞いたので。それならお金を払ってでも」 
 <別の受講者>
 「もともと(ヘルパーの)級も何も持ってなくて、ちゃんとした技術とかも習ってでないんで、講習を受けた方がいいかなと思って」
 講習は4日間(32時間)。
 受講料は6万円前後ですが、実技試験免除のメリットには代え難く、多くの人が「講習会」に集まってきます。
 講習とは言え、4日間で一定の技術レベルに達しなければ修了はできない決まり。
 ところが、学校側に聞いてみると…
 (Q.今まで技術講習で修了証を渡せなかった人はいるのですか?)
 <学生課 桝豪司主任>
 「あのね…実は一人もいないです。全員に渡せると。それが悩ましい部分もあって」
 実は、最終的には全員を修了認定しているというのです。
 <桝主任>
 「補講を4日目に設けてまして、どこがだめだったかをきっちり説明するので、今のところ補講でもだめだったというのはない」
 何もこの学校に限ったことではなく、他の学校などでも受講者のほぼ全員が合格しているのが実情です。
 つまり、お金を出して講習を受ければ、実技はほぼ100パーセント合格。
 国家資格なのにこれで良いのでしょうか。
 <まぶち介護・社会福祉士事務所 馬淵晃浩代表>
 「100パーセント通る国家資格。しかも人を触って介護して、幸せになってもらうという国家資格の担保が100パーセント合格で果してできるのか」
 「一定の技術に達しない人は、もう一回再講習でそこの技術までもっていくシステムを作るべき」
 資格の信用性に疑問が投げかけられる中、介護福祉士には受験者から集めたお金で潤う天下り法人も存在していました。
 <記者リポート>
 「介護福祉士の受験者から試験手数料などを集めているのが、財団法人『社会福祉振興・試験センター』です。30億円以上の利益を内部に溜め込んでいます」
 介護福祉士などの試験を独占的に実施しているのが、財団法人「社会福祉振興・試験センター」。
 常勤役員3人が全員、厚生労働省からの天下りです。
 介護福祉士の資格自体は国が与えるものですが、試験は国から委託を受けた財団が実施しています。
 つまり、財団は受験者から試験手数料を集め、その上で、厚労省からの天下りを受け入れているのです。
 受験者は試験手数料として1万2、500円、合格後は登録手数料4,050円を財団に支払わなければ、介護福祉士として働くことはできません。
 財団はその利益から38億円もの剰余金を内部にためこんでいました。
 受験者から集めた金をなぜ38億円も貯め込んでいるのでしょうか。
 1か月に亘って取材交渉を続けましたが、財団側は頑なに拒否。
 そこで財団本部を直接訪ねました。
 (Q.インタビュー取材をお願いしているのですが?)
 <財団幹部職員>
 「それはお受けできないと」
 (Q.なぜ受けられないんですか?)
 <財団幹部職員>
 「・・・・」
 (Q.なぜ38億円も内部留保が必要なんですか?)
 <事務局長>
 「ちょっと待ってください」
 やはり、インタビューは受けられないという財団側。
 しかし、記者がおよそ2時間にわたって必要性を説明すると・・。
 <事務局長>
 「今からお話しましょうよ」
 事務局長が取材に応じました。
 (Q・38億円もの剰余金を内部に積み上げているのはなぜですか?)
 <社会福祉振興・試験センター 中田敏幸事務局長>
 「試験事業を安定的に円滑に遂行するということで、1年分の事業費相当の積み立てをしなさいと」
 「大規模災害とか、いろんな形のものを想定して」
 財団側は、全国的に大規模災害に見舞われ再試験をしなければならない場合などに備え、丸1年分の事業費と同じ額を内部に貯めていると説明。
 しかし、そんな事態はあるのでしょうか。
 (Q.北海道から沖縄まで同時に大規模災害が発生すると?)
 <中田事務局長>
 「1年分(の事業費)となるとそういう風なことも可能という事でしょうね」
 (Q.(過剰金は)過大ではない?)
 <中田事務局長>
 「過大というか適切かどうかは別のところで議論して欲しい」
 (Q.利益を内部に貯めこみ過ぎなんじゃないですか?)
 <中田事務局長>
 「それについては私の口からはなんとも…」
 結局、納得のいく説明は得られませんでした。
 介護現場で働く人からお金を集める様々なシステム。
 資格のあり方を全面的に見直す必要がありそうです。
************************************************************
ぼへー またまた悪徳資格ビジネスの登場か・・・
[ますます進む高齢化社会に有望な資格]ということで、またまた天下り団体による巨額な集金システムが出来上がっています。
 日本FP協会がAFPやらCFPやらといった資格を創設し、単に資格試験を主催し受験料や登録料を徴収するだけでなく、「継続教育」といった名目(建前)で毎年、恒常的に資格取得者から集金するシステムを構築して、「資格」の運営自体を巨額な集金システムとして我が世の春を謳歌して以来・・・
 各種の資格団体は、「資格」自体を「ビジネス」として、巧妙に巨額集金マシン化する傾向に拍車がかかって来ました。
不況が続き、キャリア不安を少しでも解消しようとする受験者の不安心理をカモにした、「漢検」「TOEIC」…といった巨額集金マシン化した資格ビジネスと全く同じ構図ですね。

国家資格までこれでは・・・とどまる所を知りませんね。
そもそも、資格試験の受験料が1万・2万もする価格設定自体が、アホらしい。
大物歌手のコンサートが見れますね!
進研ゼミなら2~3ヶ月いろんな教材もらって、熱血赤ペン指導してもらえますよ。

 その上、この「介護福祉士」という資格は、「名称独占資格」ですが、高い受験料を取るだけでなく…ご丁寧に高い登録料までとられます。
まるで業務独占資格のように・・・
名称独占資格で、こんな高い登録料に合理的な必然性が感じられません。

 また、介護福祉士資格は、試験を学科試験と実技試験に分けて行います。
これだけなら、実技系の資格ではよくある話ですが・・・ここからが、巧妙!

実技試験は、試験と言いながら、
・「実技試験を受験するコース」
・介護技術講習を受講して修了し、「申請により実技試験を免除するコース」
を用意し、どちらかを選択する形をとりました。

そして、ここが、新たな集金システムのミソ!
働きながら受検する多くの受験者にとってみれば、実技試験など受検しないで済むなら、高額な費用がかかっても、実技試験の勉強にかける“時間”や“不合格となるリスク”を鑑みれば、実技試験を免除する講習を受けることを選択する人が多くなることは、想像に難くない。
そうなれば、毎年15万人も受ける試験ですから、そこには、巨額の利権が生じていることは必定!
さすが官僚、こういう(天下りのための)姑息な集金システムを考え出すのは、お手のものです。

 しかしながら、実技試験ならば、“低技能な者”“どうにも適性のない者”は不合格となるところを・・・
実技試験免除講習においては、受講生は金さえ出せば、事実上全員、実技試験を免除する資格を得られます。
結局、本来実技試験を受けると不合格になる者は、この講習を経由しますから、事実上、実技試験はフリーパスということです。

 つまり、介護福祉士の実技試験は、資格試験として機能不全で、お金さえ出せば(試験免除講習受講すれば)、資格を取得できてしまいます。
こんな資格制度で、マトモな実技能力など事実上担保されているわけありません。
(介護福祉士に限らず、どんな分野においても「講習」を受けただけで、100%の人が、十分な実技能力を得られることなどありません。
統計的に考えても、残念ながら、要求水準に達していない一定の数の人は存在するはずですから・・・)
 実技能力も担保されない、こんな集金マシンのような資格に意味があるのでしょうか?
そして、こんな能力も担保されない状態の資格者を国家資格者として、送り出す事は、資格本来の機能を果たしているといえるのでしょうか?

 この資格で集金する連中は、“天下り”・“金儲け”できて良いでしょうが・・・
「“介護福祉士”という国家資格を持った介護師さんなので安心だろう…」なんて、信頼して介護を受ける「お年寄り」・「障害者」の方に対する裏切りとしか思えません。

 早々にこのような集金のための資格システムの実態を是正して欲しいものです。

blogram投票ボタン


                              ↑クリックお願いします!ぼへー


スポンサーサイト

Trackback

Trackback URI
http://damasareruna.blog65.fc2.com/tb.php/606-efe8bafd この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)

Page Top

プロフィール

zam

Author:zam
山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

フリーエリア

blogram投票ボタン

最近の記事
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

・スパムや荒しの対策にコメント欄は削除しました。 何かあれば、こちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
月別アーカイブ
相互Pingサーバー