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<実録:こうして高齢者は証券会社に騙される⑤(シリーズ最終回)>野村證券による80歳近い高齢者への金融商品販売法に基づかない証券取引の実態!

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ぼへー 最近では、インサイダー取引でそのコンプライアンス意識など全く無いことを露呈している野村證券。
その他にも~
・約2000億円の企業年金の大半を消失させたAIJ投資顧問の問題も、野村証券の元ヤリ手営業マンの浅川和彦社長が主導しています。
・オリンパス事件も、野村OBの中川昭夫容疑者が指南役となって、犯罪のスキームを構築しました。
~このように見てくると、野村證券にコンプライアンスなど求める方がバカに思えてきます。

<実録:こうして高齢者は証券会社に騙される!【第4回】>
 このシリーズでは、私の身近で起こった野村證券による高齢者に対する証券取引被害の実際の事例を公開することで、高齢の親御さんを持つ皆様へ注意喚起となり、同様の被害を多少なりとも減らせれば幸いです。
平成13年に施行された「金融商品販売法」や「金融商品取引法」の改正などによって、それまで殆ど顧られなかった投資家保護(特に高齢者)が、法制化され金融機関も重視するようになった・・・と建前上は、言われています。
しかし、今回の実録を読んでいただけば、そんな建前をよそに、高齢者に対する証券金融取引の実態が、いかに業者のやりたい放題であるかを実感頂けるでしょう。
その上、被害に遭った場合、救済してくれるはずの金融商品取引法上の指定紛争解決機関は、理解力判断力の衰えから騙された高齢者向けには出来ておらず、ほとんど機能しない実態であるかも、当事者でもない一般の方は、実感が湧かないものです。
高齢者ご自身や高齢者のご家族の方は、必見です。
高齢者の証券被害が、実際にどのように起こるかを知っておくことで、このような被害に遭わない様に、十分な話し合いや対策をしていただきたいと思います。
※(注)ちなみに、野村證券は、今回の件に関し、全く正当で何の問題もない取引との見解であることは、申し添えておきます。
後は、この実録から読者の皆様が、ご判断下さい!

<野村證券による80歳近い高齢者へ証券取引被害:騙された高齢者は救われるのか?>
 前回は、理解力・判断力が衰えてきた高齢者が、證券・銀行などによる金融被害に遭った場合、現実的には、なかなか救われないことをお伝えしました。
今回(最終回)は、そのような実態を踏まえ、理解力・判断力が衰えてきた高齢者の家族として、現実的に行える対策についてお話していきます。

~~結論:理解力・判断力が衰えてきた高齢者が證券・銀行などによる金融被害に遭わないための現実的な対策とは!~~
 今回のシリーズで、金融商品取引法・金融商品販売法による消費者保護の理想・理念とは別に、証券・銀行などの金融機関の営業の現場では、高齢者へのリスク商品取引による被害が絶えません。(金融機関としては「正当な取引」ということですが・・・)
実際に被害に遭うと救済されることも難しいのが実態です。
理解力・判断力が衰えつつある高齢者をお持ちのご家族の取れる現実的な対策は、以下のようなものでしょう。

<理解力・判断力が衰えつつある高齢者が騙されないための対策①>
※高齢者が取引する金融機関を出来る限り減らすこと。
 被害に遭う高齢者によくあるパターンとして、現役リタイア後、暇であったり、比較の必要性もあり、證券・銀行・保険など多数の金融機関と取引している方というのがあります。
しっかりしているうちは、暇つぶし・ボケ防止に良いかもしれませんが・・・
いよいよ理解力・判断力が落ちてくると、多数の金融機関・支店と取引していることは、かなりのリスクとなります。
金融機関の営業マンはボランティアじゃありませんから、それぞれノルマ・目標を抱えています。
理解力・判断力の落ちてきた高齢者というのは、願ったり叶ったりの客ですから・・・
日に何人も営業マンがやってくるなんて高齢者もいたりしますから。
できるだけ営業マンに会わない方が、被害に遭うリスクは、減るというものです。

<理解力・判断力が衰えつつある高齢者が騙されない対策②>
※高齢者の理解力・判断力に多少なりとも不安を感じたら、高齢者の取引ある証券・銀行に、「金融商品の不招請」「金融商品取引における家族の同意」を強く申し入れること。
 これは、高齢者の取引支店に直接言うよりも・・・(営業店はなんだかんだ言ってもノルマ達成が第一ですから)
お客様相談室やコンプライアンス部門のような所へ強く働き掛けるのが正解。
また、そのような苦情処理部署は、電話などの録音も行っているので、後々証拠となり都合が良いです。
営業店が約束を破ることがある毎に、苦情を繰り返すことも重要です。
 また、高齢者が騙されるという点では、金融取引もオレオレ詐欺も同様で、「高齢者だけで判断させず、必ず家族に相談し確認する、家族の同意を得る。」ということが、対策の「いの一番」です。

<理解力・判断力が衰えつつある高齢者が騙されないための対策③>
※金融業者と取引する部屋に監視カメラを設置する。
 理解力・判断力が衰えた高齢者が被害に遭った場合、高齢者自身が~
「そんな説明はなかった・・・」
「元本保証と言った・・・」
「投資一任など聞いていない・・・」
~といったことを主張するケースが多いものです。
しかし、現実には、契約書・確認書などは、正当に出来ていると金融機関からは「説明しましたよ・・・」「書面もいただいていますよ・・・」と言われ、らちが明かないものです。
理解力・判断力に難が出てきた高齢者の場合、営業マンが来訪し契約する場合も多いと思いますので、応接室など金融取引を行う部屋に目立たない監視カメラを設置し、常時録画しておきましょう。
契約時の説明が不足であったり、虚偽の説明であったりした場合、映像が有れば、苦情の申し立てに非常に役立ちます。
また、契約以外でも、高齢者が営業マンとどのような応対をしているのか見れることで、取引の理解や営業マンの姿勢などを知ることが出来たりもしますので、意外と有用です。
 本来は、家族が立ち会うことが一番なのですが・・・
金融機関にとっても法的義務でもありませんし、理解力・判断力の落ちた高齢者自身「自分は、まだまだシッカリしている。」と思っているので、家族の立ち合いに積極的でなかったりするものです。
なお、理解力・判断力が衰えた高齢者の取引は家族が立ち会えないなら、店頭や電話よりは、クーリングオフの場合を鑑みても、自宅での契約の方が、クレームの場面では有効です。

<理解力・判断力が衰えつつある高齢者が騙されないための対策④>
※医師による診断を受け、認知症の診断書を入手しておく。
 理解力・判断力が衰えた高齢者が被害に遭った場合~
金融業者は「取引に支障がない判断力が有る・・・」と主張します。
家族が、「そんな判断力はなかった・・・」と言っても、なかなか取り合われません。
高齢者が金融被害に遭った場合、結果的に医師の診断を受けると認知症の診断を受けるケースも多いものです。
認知症の診断を受けていれば、金融商品取引法・金融商品販売法の「適合性の原則」からも不法な取引であることは確定的となりますので、金融業者も苦情の申し立てに対応せざるを得なくなります。
          ↓
<コラム:高齢者の理解力・判断力・・・本当に大丈夫?>
 理解力・判断力が衰えた高齢者が被害に遭ってしまう場合、高齢者の家族自身が~
「やっぱり、そんなこともそんなことも理解できなくなっていたのか・・・」
「こんな契約してしまうとは・・・」
~と、被害に遭った高齢者の「理解力」や「判断力」の衰えに驚かされる場合も多いものです。
どうしても高齢者の家族は、「うちの親はボケていないという願望」や「親バカならぬ子バカ」で、高齢な親のボケ具合を、ひいき目に見てしまいがちです。
この機会に、今一度、一歩引いて客観的に、高齢な親の理解力・判断力がどんなものか考えてみた方が良いでしょう。
悪意のない人たちに囲まれ、一定の配慮を受けながら、なんとか日常生活は送ることが出来ている・・・
そんな状態の高齢者が、実は一番危険です。
悪意のある株屋・銀行屋・保険屋、リフォーム屋、羽毛布団屋、宗教屋などが来たらイチコロですよ。
そろそろまじめに上記の対策を始めましょう。
 客観的に見て見たら「うちの親のボケは相当来てるカモ・・・」という場合は、早速病院で診断してもらいましょう。
診断書だけでも手に入れておけば、被害の救済時に非常に役立ちまし、そもそも認知症の早期発見につながります。
そして、「後見制度(後見・保佐・補助)」の利用等は、その後状況次第でしっくり検討しても良いでしょう。
「早めの診断書の入手」、これが被害の救済には、とりあえず最も役に立ちます・・・

<~~ 完 ~~>




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山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

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